Todos _Oro Patata

2019/01/16 (水)

つくりについて

くりぬかない、無垢のゴールドの小さな重みをあじわう

“Oro Patata(オロ パタタ)”

左右アシンメトリーにダイヤモンドを一石埋め込んだ“金の芋”という名のピアス。

Todos _Oro Patata
(↑着けたとき、よく輝きよく見えるように、ダイヤモンドは少し外側にセット)


“芋”だなんて、ジュエリーの名称には極めて不向きだとはわかっているのですが、
デザインを形にしていく段階で、ある日職人さんから、
「我々の間では“芋”って呼んでるんですよ」 というエピソードを聞き、迷うことなく命名!

名前がつくと自ずと愛着が湧くもの。
職人さん達の間で呼び名がついたことで、デザインが次第に形になっていく様がまるで物語のように思え、なんだかとても嬉しかったのです。

また、裏をくりぬかず(中空にせず)に無垢で作りたかったため、
“芋”っていうのも、中身が詰まった腹持ちの良さみたいな、質実剛健な感じがして頼もしい!
などというポジティブ解釈も加わり、言い得て妙なアイテムとなりました。

Todos _Oro Patata
(↑裏は空洞にするのが常ですが、重みを感じられるよう無垢に仕上げました)


“ジュエリーにどんな価値を意識して身につけるか”
Todosが大事に考えていることです。

価値というのは価格や宝石のクオリティのことだけではありません。また、見た目だけでもありません。

そのものがもつ物語性であったり、身に着ける方の願いや約束だったり、
Oro Patataであればその小さな重みに感じる、または投影する何かであったり、
そういう様々な価値を付加して、そこを意識して身につけるのです。

小さな装飾品に過ぎませんが、与えてくれるエネルギーは莫大です。


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