2018/10/08 (月)
生物学者 福岡伸一さんの考えには、深く共感します。
先日、Twitter(生物学者 福岡伸一教授_bot)でつぶやかれていたこと。
「現代社会では最適解を求められる局面がたくさんあります。より早く、より安く。それに対する答えはコンピュータにまかせてもいい。でも生物学的なあり方は違います。最適解を選ぶのではなく、“物語”をつくる能力が要求されます」
研究者に対して共感するというのも少しおこがましいようだけど、著書でその考察に触れたり、様々なメディアで発信発言される内容を知ると、私自身が日ごろ考えていることやTodosを通して表現したいことの、背中を押してもらうような氣持ちになる。
自分の住環境を見渡したとき、そこに物語はみえてくるか? 自分が身につけるものに、自分を語る何がみえてくるだろう? 今、欲しいと思っているその理由は自分の何を表現しているのか?
なんでも便利で、手軽で、簡単に手に入るけれど、自分をぐるっと囲んでいるものを目にしたときに見えてくるのが、自分の物語であると思う。
経済社会にいかに身を置くかが、なんとなく生きる能力指標みたいになっている世の中だけど、私は、生物学的に要求される “物語をつくる能力” を養っていきたいと思う。
そんな氣持ちをまた改めさせられたような、ツイートでした。
写真は、千葉県の鴨川。里山でパーマカルチャーを実現しているストーンブリッジにて。