2023/04/30 (日)
母からもらったパールのネックレスを、自分の首周りとよく着る服の襟の形に、粒の数を変えて作り直しました。
母が社会人になった時に祖母に三越で買ってもらったもので、もう50年以上も昔。欠けや剥げも多々あり、今の時代では逆に取り扱っていないのではと思えるほど、粒は不揃い。
ただ祖母は、完璧なパールは若い人が着けるとかえっておもちゃに見えるもの。このくらいのものがあなたの年齢に丁度良くかえって本物らしく見えるもの、と言って選ばせたそうです。
もちろん懐に優しかったというのがポイントだったと思いますが、母は日頃よく身に付けていたようです。祖母のそういうものの見方も素敵だなと思いました。
これを着けると、そんな祖母の考え方までまとえるような氣がして、また、若かりし母の可愛らしさが感じられもして、幸せな温かい気持ちになります。
リフォームすることでより身近になるジュエリー、案外あるんじゃないでしょうか。
留め具の部分の綺麗な装飾は、マグネットタイプで着脱が簡単なものに変えました。これが本当に便利! オススメです。