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2018/10/26 (金)

つくりについて

一歩先の自分に会うために[Order Made]

旅先で購入されたサファイアをもってご相談にいらしたお客様。

次のお誕生日で新たなフェーズを迎えられるとのこと、
「来たる年代を大人の女性としてエレガントに送りたい。その氣持ちをいつも思い出せるようなリングを身に着けたい」
というオーダーでした。

希望のイメージは「ハイヒールではない、ましてやスニーカーでもない。パンプスのようにふだん使いするけれど、でもエレガントでいられるもの」。


お話を伺い、地金はホワイトゴールド、脇石にはダイヤモンドかパールというところまでを決め、きれいなクッションカットのサファイアが置いていかれました。
ちなみにこのカット、三味線の胴体部分の形に似ていることから、日本の職人の間では“三味胴(しゃみどう)”と呼ぶのだそうです。クッションと三味線、国柄が出ますね。

さて、お話から見えてくるその方の雰囲気や込めたい想い、希望のイメージから、まずはラフデザインをおこして提案。
漠然としたイメージから探り探り形を見つけていく想像の旅です。自分に気付かせてくれるようなジュエリーを作りたい、というのは、Todosが伝えたいことそのものだなあと胸を熱くしながら。

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↑ラフデザインの一部(上が採用案)


ラフデザインは、CGを使用して完成品のイメージをあらゆる角度から、また拡大/実寸の両サイズで見ていただいています。デッサンでは伝えにくい部分、肉眼では確認できない細密な仕様や、繊細な模様など、小さな世界にこだわりをひとつずつ置いていきます。
※Todosでは、オーダーメイドにおいて、フランスで開発された 3Design というジュエリーCADを採用しています。ORDERMADEページを見る


“少し大人のエレガント、でも植物のような有機的な優しさと可愛らしさを残して”

そんなコンセプトのデザインにようやく絞り込まれました。そこからさらに細部をブラッシュアップ。宝石の高さや傾きの角度など、微細な点を調整していきます。
そうしてここからは職人の出番。CGのデータは、職人の手によってリングの形を成し、中央の宝石から脇の小さな宝石までがひとつずつ丁寧に留められ、鋳造された金属は磨かれて、仕上がっていきます。

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↑植物のような優しさと可愛らしさを


仕上がるまでの行程と関わる人間、その手数はオーダーメイドならでは。
自分だけのものを手にすることの価値でもあります。

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↑持ち主の指にリングとしてぴったりとおさまったサファイア


迎えるこれからの10年、ご自身が込めた素敵な想いに日々気付きながら過ごされるのでしょう。
きっと素晴らしい年月になっていくことと思います。


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